グランドソフトボールで生徒にノックするヤクルト青木宣親外野手 |
『ヤクルト青木が盲人野球を初体験』 日刊スポーツ(2010.12.17.)
ヤクルト青木宣親外野手(28)が17日、ニッポン放送の番組「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の企画で、東京都文京区の筑波大学付属視覚特別支援学校を訪問した。
「盲人野球」と呼ばれるグランドソフトボールを同校の学生とともに初体験し、視覚障害者の感覚を体験できる特殊ゴーグルをつけ、ノックを受けたり、打席にも立った。
「見えないというのが、どのくらい怖いかが分かった。本当に勇気がいる。貴重な体験でしたね。ゆくゆくは『青木杯』ができれば」と将来的な大会開催を約束した。
中妻智也主将は「グランドソフトボールを青木さんに知ってもらえたことが何よりうれしい。これからも青木さんの野球人生を応援していきます」と笑顔で話していた。
グランドソフトボールにプロ野球やソフトボール実業団などとの支援関係ができれば、
2012年以降のパラリンピック競技化への大きな前進につながる可能性もある。
最初はブラインドスポーツという未知なる物に対する驚きや感動から始まると思うが、
その後は競技性や選手の技術へと関心を向けてもらえるような努力が必要だ。
次回は連盟が主体となり、青木選手らを招いて社会人チームの代表選手たちとの
合同練習やエキシビジョンマッチを企画してもらいたいものである。
「青木杯」は、ドリームマッチ(国体・全日本選手権・盲学校全国大会の優勝チーム
による日本一決定戦)か、プロ野球有志との親善試合という案は如何だろうか!?