2010年度「第3回志摩市人権講座」
2010年7月2日(金) 志摩市阿児アリーナ
主催:志摩市教育委員会生涯学習人権教育課
講師:元パラリンピック日本代表 兵後正剛
演題:『ブラインドアスリート世界再挑戦への道』
【序 章】講師の紹介(司会者)
【第1章】ソルトレーク2002パラリンピックへの道程(ビデオ上映)
【第2章】雪なし三重県の弱視スキーヤーが40歳で世界に挑戦した話
【第3章】失ったものを数えるな 残されたものを最大限に生かせ!
【第4章】障害者の人権問題について皆で一緒に考えてみよう
【終 章】質疑応答(司会者)
花園大學時代の先輩からの依頼で久々に講師を務めることになった。
受講者は一般市民ということなので、障害者スポーツを通じて障害者の
人権問題を分かりやすく表現することが少し難題であった。
ソルトレークパラの顛末までは知っている人も多いと思うので、その後
トリノパラまでの4年間の前例なき戦いについて主に語ることにした。
今回も原稿は作成せずに全てアドリブで90分間の講演を行なったが、
ひと時を共にした方々の心に共鳴するものが残ったなら幸甚である。
選手を引退した競技者の事後活動として、8年程前から自分の経験を
地元と次世代に伝達する活動を続けている・・・生涯スポーツによる
ユニバーサルハートの覚醒運動に今日も微力を尽くしたい!
【画像】 人権講座開始 受講者への意識調査 熱~く語るミスターH
志摩市教育委員会から講師料と受講者の感想文が届いた。受講者各位の心に残った言葉は様々であり、それが自分にとっては新鮮な発見となった。Hとの交わりが新たな一歩を踏み出す勇気につながったのなら真に喜ばしいことである。障害者スポーツによる世界再挑戦という経験を、広く市民に伝達できる場を与えていただけたことに深く感謝している!