平成19年3月16日(金) *****小学校体育館 晴れ
*****小学校で行なわれた娘Mの卒業式に夫婦で出席した。
我々には馴染みの薄い、卒業式の進行と内容に時代の流れを感じた。
卒業証書は一人ずつ授与され、マイクの前で決意表明を一言ずつ宣言し、
送辞と答辞は全員で行なっていた。そういった今風の趣向も悪くはない。
ただ、日の丸と君が代はあったが、仰げば尊しや蛍の光が聞けなかった
ことに若干の寂しさを感じるのは、世代の懐古郷愁からくるものだろうか。
また最近特に、格差をなくす意図なのか均等な役割を与えているようだが、
それと引き換えに個性の輝きが失われていかないかと少々憂慮している。
2007.3.17~20.(Tue) 沖縄県中南部 曇り時々雨一時晴れ
子供の卒業記念という名目で、沖縄旅行(3泊4日)に初めて家族と行ってきた。
我々と義父母の5人同行だったが、誰が雨女なのか妻子と遊びに行くときは、
TDRであれUSJであれ低気圧がお約束なので、今回も晴れ間は一時のみ。
行程は、本部町~恩納村~宜野湾市という宿泊地の周辺を巡るものであった。
①大家:琉球の伝統家屋を利用した沖縄そばの専門店。
②名護パイナップルパーク:土産物屋の方がメインなのかも知れない!?
③美ら海水族館:世界規模を誇るジンベイザメの水槽は一見の価値あり。
④琉球村:琉球の民俗文化にまとめて触れることができる場所。
⑤琉球ガラス村:オリジナルグラス作り体験は5分もかからずあっけなかった。
⑥美浜アメリカンビレッジ:雑貨屋などが固まっている小さいアメリカ村といった感じ。
⑦首里城公園:琉球王国の中心史跡だがほとんどが近年に復元されたもの。
⑧沖縄ワールド文化王国玉泉洞:沖縄最大のテーマパークと巨大鍾乳洞がウリ。
自分の中の沖縄といえば、南国の楽園といったあまりにも単純な美ら島のイメージ
しかなったので、琉球の自然と文化と歴史を見聞するために、まずは青い珊瑚礁・
首里城・大戦史跡・シーサー・三線などが体験できればそれで良しと思っていた。
特有の故郷を持たない自分にとって、本土の旅人を魅了して止まない守禮の風土と、
それに日本一の誇りと愛着を持つ海人島人が羨ましく感じてならない。
次は、更に天国に近い島のイメージに近づくために与那国島あたりを訪れたい。