「トリノ2006パラリンピック」が3月20日に無事閉会した。
毎度オリンピックとサッカーワールドカップに挟まれているのだが、
今回は特にWBCとも重なり更に影が薄くなった感がある。
WBCの日本チームのように日の丸を背負うことに対する使命感を、
パラのJAPANチームの選手はどれほど意識していたのだろう?
メダル数だけで見れば、金2銀5銅2(アルペン:金1銀4銅1)の
9個で、前回のソルトレークパラもオリンピックも上回ってはいる。
しかし、日本のトップ選手の実力と出場者数の少ないカテゴリーや
係数を考えると、アルペンの目標は本当に達成されたといえるのか。
また、東海・大日方・鈴木・森井選手などは普段の力を出せれば、
元々メダルの取れる位置にいるが、我々の代りに選ばれた新たな
代表選手たちは、入賞から遠い結果に終っていることが悔しい。
現地では故障者も出てしまったようなので、ウエイティングの召集に
応えられるような準備もしていたのだが、要らぬ心配だったようだ。
選手は結果を求められ一生懸命やるのは当り前、現場責任者は
より以上の厳しさを自らに課すべきであり、大会総括を行い相応の
ケジメをつけて、明日からは新体制で臨んでいけるよう期待する。
日本代表ゆえ厳しい表現も使ったが、まずはご苦労様でした!!