平成22年1月31日(日) 三重県盲学校グラウンド 曇り一時雨
グランドソフトボール(盲人野球)の三重チーム初練習と新年会が行なわれた。
例年より早いチーム全体練習だったが、昨シーズンの国体予選決勝での敗退の
悔しさを晴らすために、少し冷える雨空の下でほとんどの部員が集合した。
身障センターのグラウンドは広大なので大会開催には余裕があり、盲学校の
グラウンドは狭いため少人数での練習の球拾いには都合が良いのである。
ただ右翼本塁打線のあたりに校舎の窓があり、校舎を直撃すればホームラン性の
当たりということになるのだが、窓ガラスの修理費用は部費からの支払いになる。
今年は窓の前にネットを張ってもらったので、遠慮なく流し打ちができるはずだった
のだが、さすがに初打ちとあってか誰からも網への試し当ては見られなかった。
雨中の練習を早目に切り上げて、近所の北海道料理店で新年会を行なった。
一番若手のO副キャプテン(遊撃手)も、三十路に突入したようなので、ウチの
チームは名実ともに中年球団になってしまった。
このビッグマウスO副主将は、酒が入ると蛙(ケロケロ)に変身することで有名だが、
この日も忘年会と同じく朝寝坊により練習の終盤に社長出勤してきたあげくに、
練習着を忘れて私服ジーンズのままグラウンドに立っていた。
新年会の席上で全員が一言ずつ反省と抱負の弁を述べるときに、蛙のO副主将は
「ジーパン姿で野球をやるような僕に負けないように皆さんも頑張ってください」と
締めの挨拶をしやがった・・・我がチームは今年も前途多難である(苦笑)。